猪伏村(読み)いぶしむら

日本歴史地名大系 「猪伏村」の解説

猪伏村
いぶしむら

[現在地名]大府市森岡もりおか

村の東境を流れるいし川の対岸大符おおぶ村で、西は山地を隔てて半月はんつき村、南は村木むらき(現知多郡東浦町)と接する。石ヶ瀬川沿いに田面が開け、その西に半月村に通ずる道があり、道に沿って民家がある(天保村絵図、徇行記)

「寛文覚書」による概高二三二石余、田方一二町九反七畝余・畑方四町四反一畝余、家二七・人数二〇三、松山七〇町。大通行上洛・朝鮮人来朝・茶壺道中の通行には、鳴海なるみ宿(現名古屋市)へ人馬を負担した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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