独知・独智(読み)どくち

精選版 日本国語大辞典 「独知・独智」の意味・読み・例文・類語

どく‐ち【独知・独智】

〘名〙
他人は知らなくて、自分ひとりだけ知っていること。
※中国論集(1706)「心中独知の所を省察したときに、唐を夷狄じやとは思はぬ筈也」 〔戦国策西周策〕
② (conscience訳語) 哲学で、「良心」にあたる語。
百学連環(1870‐71頃)〈西周〉二「Conscience (独知)なるあり。〈略〉独知とは何事にもあれ知る所を知るを云ふなり」

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