狐茅(読み)きつねがや

精選版 日本国語大辞典 「狐茅」の意味・読み・例文・類語

きつね‐がや【狐茅】

〘名〙 イネ科多年草各地山野に生える。高さ〇・六~一メートル。全体に軟毛を密布。葉は線形で幅約五ミリメートル、葉鞘(ようしょう)は筒となり、下向きの軟毛をしく。七月ごろ、茎頂に長さ二〇~三〇センチメートルのややまばらな円錐花序を出し、先は下垂する。小穂淡緑色で長さ三~四センチメートル、数個の小花をまばらに二列につける。〔一茶方言雑集(1819‐27頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「狐茅」の解説

狐茅 (キツネガヤ)

学名Bromus pauciflorus
植物。イネ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android