精選版 日本国語大辞典 「犬子・犬児・狗」の意味・読み・例文・類語 えのこ‐ろ ゑのこ‥【犬子・犬児・狗】 〘名〙① =えのこ(犬子)※虎明本狂言・成上り(室町末‐近世初)「ゑのころがおや犬になるはぢぢゃうで御ざ有」② (狗児) 植物「えのころぐさ(狗児草)」の異名。※田舎教師(1909)〈田山花袋〉五六「えのころ、おひしば、ひよどりさう」 え‐の‐こ ゑ‥【犬子・犬児・狗】 〘名〙 犬の子。小犬。いぬころ。えのころ。えのこいぬ。※平家(13C前)一二「白いゑのこの走り出でたるをとらんとて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報