片傍(読み)カタソバ

デジタル大辞泉 「片傍」の意味・読み・例文・類語

かた‐そば【片傍/片側】

一方の端。かたはし。また、一部分
「よしある岩の―に、腰もつきそこなひて」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片傍」の意味・読み・例文・類語

かた‐そば【片傍】

〘名〙 片端(かたはし)一端。ほんの一部分。
源氏(1001‐14頃)明石「よしある岩のかたそばに腰もつきそこなひてやみふしたる程に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報