爪外・褄外(読み)つまはずれ

精選版 日本国語大辞典 「爪外・褄外」の意味・読み・例文・類語

つま‐はずれ ‥はづれ【爪外・褄外】

〘名〙
手足先端
浮世草子世間胸算用(1692)二「爪(ツマ)はづれのたくましきは、とりあげばばが首すじへ取つくためによしと」
着物の褄のさばきかた。また転じて、身のこなし。態度。たちいふるまい。行儀様子
※浮世草子・諸国心中女(1686)三「としのほどはたち計の女の髪かたちより始てつまはづれあてにうつくしく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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