焼頭(読み)やきがしら

精選版 日本国語大辞典 「焼頭」の意味・読み・例文・類語

やき‐がしら【焼頭】

〘名〙
① 刀の刃。
※俳諧・鷹筑波(1638)二「やきかしらをやたたく鮒をり ふべんなる鍛冶やも釘を売そめて」
② 魚などの頭を焼くこと。また、その頭部
浮世草子・本朝桜陰比事(1689)二「近江鮒の焼(ヤキ)がしらせし所を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android