焼炭(読み)やいずみ

精選版 日本国語大辞典 「焼炭」の意味・読み・例文・類語

やい‐ずみ【焼炭】

〘名〙
① 「やきずみ(焼炭)」の変化した語。
田畑を荒らす鹿をおどすため、煤(すす)を混ぜた鹿の油を竹に塗りつけて田に立てておくもの。〔和訓栞(1777‐1862)〕

やき‐ずみ【焼炭】

〘名〙 (「やきすみ」とも) 木を蒸し焼きして製した炭。おこし炭。やけずみ。
太平記(14C後)三五「焼炭(ヤキスミ)の如くなる罪人四人有り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「焼炭」の読み・字形・画数・意味

【焼炭】しようたん

炭やき。

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