精選版 日本国語大辞典 「無文・無紋」の意味・読み・例文・類語
む‐もん【無文・無紋】
〘名〙
※毎月抄(1219)「常に人の透逸の躰と心得て侍るは、無文なる歌のさはさはと読みて、心おくれたけあるのみ申しならひて侍る」
※風曲集(1423頃)「声聞無文にて、さして心耳をうごかす曲はなくて、ただうつくしく、たふやかにきこゆる風体をこのむもあり」
④ 学問のないこと。勉学してないこと。
※日葡辞書(1603‐04)「イチモンワ mumonno(ムモンノ) シナリ」
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