烏帽子籠(読み)えぼしかご

精選版 日本国語大辞典 「烏帽子籠」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐かご【烏帽子籠】

〘名〙 烏帽子の形をした竹籠。手に提げられるようにできていた。また、その竹籠を芯(しん)にして布、渋紙をはり、漆塗にして消火用の手桶としたものもいう。
※雑俳・柳多留‐一五五(1838‐40)「鈴なりのぶどうを入れる烏帽子籠」

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