烏帽子を着せる（読み）エボシヲキセル

デジタル大辞泉「烏帽子を着せる」の意味・読み・例文・類語

飾り物を付けることから、転じて、妙な誇張をする。尾鰭おひれをつける。

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① 元服させる。

※曾我物語（南北朝頃）四「ゑぼしをきせんことこそ、本意なれ」

② とんでもない誇張をする。尾ひれを付ける。

※虎明本狂言・雁かりがね（室町末‐近世初）「『してそなたはがんにゑぼしをきせてあげたか』『いやおぬしはかりがねにげんぶくさせたか』」

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