烏丸町(読み)からすまちよう

日本歴史地名大系 「烏丸町」の解説

烏丸町
からすまちよう

上京区一条千本西入

町の中央を東西に一条通が通る。

聚楽第完成後、豊臣秀吉は禁裏との間の地域を大名武家の屋敷町にしようと天正一九年(一五九一)正月、中立売組に属した六九町のうち現烏丸今出川からすまいまでがわ付近にあった烏丸町など九町を千本一条せんぼんいちじよう付近に移した(上下京町々古事明細記)。しかし、寛永一四年(一六三七)洛中絵図では町はみられず「北野土居松原」が町域の南にみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android