精選版 日本国語大辞典 「為過・仕過」の意味・読み・例文・類語
し‐すごし【為過・仕過】
〘名〙
① 度を越えてすること。やりすぎ。
※浮世草子・浮世栄花一代男(1693)四「若いときみだりにしすごしあって三十年此かた筋骨いたみ」
② やりそこない。しくじり。失敗。
※浮世草子・好色盛衰記(1688)三「無分別成(なる)仕過(シスゴ)し」
し‐すご・す【為過・仕過】
〘他サ五(四)〙
① 度を越えてする。必要以上にする。やりすぎる。
※土井本周易抄(1477)六「小過の道をすごせと云へばあまり過してしすごす程にわるいぞ」
② やりそこなう。しくじる。
③ 遊蕩が過ぎて、主家の金や公金などを使いこむ。
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