為三昧(読み)したいざんまい

精選版 日本国語大辞典 「為三昧」の意味・読み・例文・類語

したい‐ざんまい【為三昧】

〘名〙 (形動) 自分の思いどおりに勝手に物事をすること。自分の心のままにすること。また、そのさま。
合巻・坂東太郎強盗譚(1824)「昼は様子を附狙ひ、夜は強盗の働きして、栄耀栄花のしたい三昧
※平凡(1907)〈二葉亭四迷〉四「私は散々我儘を言って、悪たれて、仕度三昧(シタイサンマイ)を仕散らすが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android