灯・点(読み)とぼし

精選版 日本国語大辞典 「灯・点」の意味・読み・例文・類語

とぼし【灯・点】

〘名〙 (動詞「とぼす(点)」の連用形名詞化)
① 火をともして、闇を照らすのに用いるもの。たいまつ・紙燭(しそく)の類。ともし。
四河入海(17C前)二四「わるうすれば、松はとぼせば明があると云てとほしにして」
男女の交合。
洒落本・意妓口(1789‐1801頃)二「もしとぼしはなかったかと湯で床(とこ)のやうすを聞いたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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