火焼所(読み)ひたきどころ

精選版 日本国語大辞典 「火焼所」の意味・読み・例文・類語

ひたき‐どころ【火焼所】

〘名〙
経覚私要鈔‐抄記・文安五年(1448)九月二五日「予上洛、則参殿中処、於火焼所前関白殿被対面
② 火を燃やす所。囲炉裏暖炉かまなどをいう。
大乗院寺社雑事記‐文明二年(1470)九月一二日「定寛は正願院之火たき所に候者也」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「火炉眉(チムネーピース)(〈注〉ヒタキドコロ)の上を見れば」

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