火灯額・瓦灯額(読み)かとうびたい

精選版 日本国語大辞典 「火灯額・瓦灯額」の意味・読み・例文・類語

かとう‐びたい クヮトウびたひ【火灯額・瓦灯額】

〘名〙 (「がとうびたい」とも) 女性の髪の生え際火灯形にしたもの。富士額雁金(かりがね)額。火灯口
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二「おもりづきん浅く、火燈(クヮトウ)びたいを取ひろげ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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