火打袋・燧袋(読み)ひうちぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「火打袋・燧袋」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ぶくろ【火打袋・燧袋】

〘名〙 火打道具を入れて携帯する小さな袋。軍陣旅行などに携行した。
源平盛衰記(14C前)一六「燧(ひうち)付茸(つけだけ)硫黄など用意して、燧袋(ヒウチブクロ)にしつらひ入れ」

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