瀬田八幡宮(読み)せたはちまんぐう

日本歴史地名大系 「瀬田八幡宮」の解説

瀬田八幡宮
せたはちまんぐう

[現在地名]和木町大字瀬田

瀬田の這上はいあがりの地にある。祭神は応神天皇。社伝に山城国石清水いわしみず八幡(現京都府八幡市)から勧請という。旧村社。

弘治二年(一五五六)の「諸神田帳」(玖珂郡志)に「一八幡 米八斗」とあるから、その頃八斗の社領を有していた。「玖珂郡志」は縁起として「寛永六年、従公儀再興被仰付候処、延宝五丁巳年十二月廿一日夜、社炎焼、再興延宝六戊午七月吉日」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報