漉・濾(読み)こす

精選版 日本国語大辞典 「漉・濾」の意味・読み・例文・類語

こ・す【漉・濾】

〘他サ五(四)〙 (水、酒、餡、みそなどについて) 布、砂、紙などの細かい隙間を通して不純な成分を取り除く。濾過(ろか)する。また、比喩的に用いて、気持や物の浄化されることについてもいう。
史記抄(1477)三「其土を取て高く壇のやうにして、下に穴をほりて上へ水をかけて塩を漉てとれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android