滑歩(読み)ぬめりありく

精選版 日本国語大辞典 「滑歩」の意味・読み・例文・類語

ぬめり‐あり・く【滑歩】

〘自カ四〙
① 遊びあるく。遊蕩してあるく。浮かれあるく。
② 練るようにしてあるく。くねくねとあるく。
※俳諧・紅梅千句(1655)九「わろきやつめとしらばただされ〈貞徳〉 あだめくはうなぎのやうにぬめり(アリ)き〈季吟〉」

なめり‐ある・く【滑歩】

〘自カ四〙 うろうろと歩きまわる。のろのろと歩く。ぬめり歩く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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