溺惑(読み)デキワク

デジタル大辞泉 「溺惑」の意味・読み・例文・類語

でき‐わく【溺惑】

[名](スル)夢中になって本心を失うこと。惑溺。「刹那的な快楽溺惑する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「溺惑」の意味・読み・例文・類語

でき‐わく【溺惑】

〘名〙 その事だけにふけって、思い迷うこと。心を奪われて惑うこと。惑溺(わくでき)。〔広益熟字典(1874)〕
美術本義(1886頃か)〈二葉亭四迷訳〉「独り眼前の事に溺惑し、只快楽あるを知て利益あるを知らず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android