本義(読み)ほんぎ

精選版 日本国語大辞典 「本義」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぎ【本義】

〘名〙 正しい意味本来意義根本となる最も大切な意義。
※勝鬘経義疏(611)法身章「本義云。苦、滅二諦当体不果。故名無作」 〔漢書‐韋玄成伝〕

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デジタル大辞泉 「本義」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぎ【本義】

言葉の本来の意味。「本義から転じた意味」
根本となる重要な意義。「宗教本義
[類語]意味精神意義意味合いニュアンス語感広義狭義概念いいこころ語意語義字義文意含意含み

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普及版 字通 「本義」の読み・字形・画数・意味

【本義】ほんぎ

本来の意味。〔経解入門、説経必ず先ず文字を識るべし〕字に義り、義一ならず。本義り。引申の義り、借の義り。

字通「本」の項目を見る

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