準強制性交等罪(読み)ジュンキョウセイセイコウトウザイ

デジタル大辞泉 「準強制性交等罪」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐きょうせいせいこうとうざい〔‐キヤウセイセイカウトウザイ〕【準強制性交等罪】

人の心神喪失抵抗ができないことに乗じて、または暴力脅迫によらずこれらの状態にして、性交等をする罪。刑法第178条第2項が禁じ、5年以上の有期懲役に処せられる。準強制性交罪。→強制性交等罪
[補説]性犯罪を厳罰化した平成29年(2017)の法改正により、準強姦罪構成要件法定刑を見直し、名称を変更したもの。性別に関係なく適用され、被害者の告訴がなくても起訴できる非親告罪に改められた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「準強制性交等罪」の意味・わかりやすい解説

準強制性交等罪
じゅんきょうせいせいこうとうざい

強制性交等罪

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android