源有房(2)(読み)みなもとの ありふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源有房(2)」の解説

源有房(2) みなもとの-ありふさ

?-? 平安時代後期の官吏,歌人
源師行(もろゆき)の子。源有仁(ありひと)の養子。正四位下にすすみ,養和元年(1181)左近衛(さこんえの)中将となった。周防(すおう)中将とよばれる。「中宮亮(ちゅうぐうのすけ)重家歌合」などに出詠,「新勅撰和歌集」に2首はいる。平家一門とちかかった。家集に「有房集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android