デジタル大辞泉
「源平香」の意味・読み・例文・類語
げんぺい‐こう〔‐カウ〕【源平香】
江戸時代の組み香の一。盤上に旗を立てて紅白二組に分かれ、香をきき当てることを争うもの。
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げんぺい‐こう ‥カウ【源平香】
〘名〙
香道の盤物組香の一つ。
源平の
争いを象り、
源氏(白)方、
平家(紅)方に分かれて盤上に対抗して旗を立て、香を聞き当てれば
各人の旗を進める。旗の
状況に応じて盤の
勝ち負けを決める。御家流古十組香の一つ。
四種盤(ししゅばん)に
道具が納められている。
※
随筆・
独寝(1724頃)上「又、
系図、源平香も、むつかしき様なれど同じ事也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報