湯原新田村(読み)ゆはらしんでんむら

日本歴史地名大系 「湯原新田村」の解説

湯原新田村
ゆはらしんでんむら

[現在地名]臼田町大字湯原 湯原新田

湯原村西方たき川上流の山間(標高八五〇メートル)に位置し、西方は前山まえやま(現佐久市)ほか四二ヵ村入会原野に接する。

万治二年(一六五九)甲府領(徳川綱豊)の時、検地をうけ高一八石九斗四升四合、段別三町五段七畝一四歩(うち水田は下々田と稗田)を認められた(「田野口御役所地方雑集」瀬下良清氏蔵)。宝永元年(一七〇四)田野口領となり、高四四石一斗七升四合(松平縫殿助様御知行地御初入御改帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android