温出村(読み)ぬくいでむら

日本歴史地名大系 「温出村」の解説

温出村
ぬくいでむら

[現在地名]山北町温出

雨乞立(二四七・三メートル)南麓にあり、南をおお川が蛇行して西流する。東は杉平すぎのだい村、西は堀内ほりのうち村に接する。文禄(一五九二―九六)頃の瀬波郡絵図には「大河分ぬくいで村 上」とみえ、本納二〇石三斗六升五合・縄高三三石六斗四合一勺、家一九軒とある。正保国絵図には「温出村 七十八石余」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android