渡橋村(読み)わたりはしむら

日本歴史地名大系 「渡橋村」の解説

渡橋村
わたりはしむら

[現在地名]出雲市渡橋町

斐伊川と神戸かんど川に挟まれた平坦地にあり、北は小山おやま村、南は今市いまいち村。村名は往昔一面の沼地を往来するため板を敷いたことに由来すると伝える。三木三郎左衛門宛の貞和五年(一三四九)正月一〇日の佐渡判官感状写(三木家文書)に「此為勲功賞、渡橋村之内前田六町」とみえるが、この文書は検討の余地がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android