清流村(読み)せいりゆうむら

日本歴史地名大系 「清流村」の解説

清流村
せいりゆうむら

[現在地名]日高市清流

高麗本郷こまほんごうの東、高麗川左岸にある。高麗郡高麗領に属した。村名は小名井戸神いどがみの地から清泉が湧出したことに由来するという(風土記稿)。慶長二年(一五九七)一〇月の清流村地詰帳(和田家文書)によれば、田畑屋敷を合せた高は一〇貫三一二文、内訳は本途八貫三八八文・改出一貫九二四文、ほかに綿一七〇匁・上漆五丸(代一九文)・中漆七束(代二二一文)・下漆一束一丸(代一七文)・梶一五束(代四五文)。田園簿では田一三石余・畑三七石余、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android