朝日日本歴史人物事典 「清水正令の妻」の解説
清水正令の妻
戦国時代の女性。夫は武将北条氏政の家臣。『比売鑑』によると,たいへん腕力が強く,米を背負った牛が断崖から足を踏みはずしているのを見るや,両手を牛の腹に差し入れて道に上げたという。また,息子も母の血を受けて腕力が強かったが,それを誇って傲慢無礼であるのを常に戒めたともいう。
(真下道子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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