添竹(読み)そえだけ

精選版 日本国語大辞典 「添竹」の意味・読み・例文・類語

そえ‐だけ そへ‥【添竹】

〘名〙 草木などが倒れないようにささえるため、添えて立てた竹。
※俳諧・菊のちり(1708頃)「添竹もないに健気に此きくの」
※やみ夜(1895)〈樋口一葉〉三「親のなき子は添竹(ソヘダケ)のなき野末の菊の曲がるもくねるも無理ならず」

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