海部・海浦・海賦(読み)かいぶ

精選版 日本国語大辞典 「海部・海浦・海賦」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぶ【海部・海浦・海賦】

〘名〙 織物蒔絵(まきえ)などの文様一つ海辺の様を表わし、波を文様化したもので、そこに松、貝などを配することもある。おおうみ。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「らうを入帷子(いれかたびら)にして、綺(き)の緑のそらかいふの紋をまたつつみにしたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android