海外漁業協力(読み)かいがいぎょぎょうきょうりょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海外漁業協力」の意味・わかりやすい解説

海外漁業協力
かいがいぎょぎょうきょうりょく

発展途上国などに対し漁業振興を目的として技術や資金援助をする事業。政府国際協力機構 JICAを通じて,水産関連分野の技術協力,開発調査,研究のための無償資金援助,専門家の派遣,研修者の受け入れ,機械の供与などを実施しており,民間でも海外漁業協力財団を中心に技術協力や資金の貸し付けを行なっている。ほかに東南アジア漁業開発センター SEAFDECがあり,東南アジア海域の技術開発,研究協力を進めている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android