海中作業基地(読み)かいちゅうさぎょうきち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海中作業基地」の意味・わかりやすい解説

海中作業基地
かいちゅうさぎょうきち

潜水作業者の作業準備,休息材料・工具格納などの目的で海中に設けられた,高圧気密室を有する施設。海中における工事需要が高まる一方で,水深 10mごとに 1気圧の圧力増加がもたらす減圧症などの危険や,水の抵抗による作業能率の低さなどが問題となり,危険の防止,疲労度の軽減,作業能率の向上の必要性から考え出された。宇宙ステーションと対比される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android