浮た(読み)ういた

精選版 日本国語大辞典 「浮た」の意味・読み・例文・類語

うい【浮】=た[=たる]

(下に体言を伴って用いられる)
① かるはずみである。いいかげんである。また、陽気である。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※歌舞伎・敵討櫓太鼓(1821)三幕「イエイエ、それは好いやうな相談ながら、あまり浮いた話しでござります」
色恋に関する。男女関係についての。
人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五「情女(いろ)の恋のとそんな浮(ウイ)た事じゃアねヘノサ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android