浜田新田(読み)はまだしんでん

日本歴史地名大系 「浜田新田」の解説

浜田新田
はまだしんでん

[現在地名]岡山市洲崎すざき一―三丁目・富浜町とみはまちよう平福ひらふく一丁目・福浜町ふくはまちよう福浜西町ふくはまにしまち

浜野はまの村の南にあり、東は平福村、西は福富ふくとみ新田、南は福島ふくしま村・平福村。寛永五年(一六二八)に開かれた新田で(撮要録)、寛永備前国絵図では浜田村新田とある。「備陽記」には元禄一三年(一七〇〇)の国絵図には浜野村のうち浜田新田と記載されると注記があり、高八一七石余(朱印高のほか)、新田畑は四七町九反余、家数四六・人数二四七。文化年間の「岡山藩領手鑑」では浜田村とあり、直高七八五石余、蔵入。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android