デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜村蔵六(初代)」の解説 浜村蔵六(初代) はまむら-ぞうろく 1735-1794 江戸時代中期の篆刻(てんこく)家。享保(きょうほう)20年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)度会(わたらい)の人。京都の高芙蓉(こう-ふよう)に刀法をまなび,鋳造印の技術にすぐれた。のち江戸にすんで名をなす。蔵六が刻した芙蓉の墓碑が東京虎ノ門の天徳寺に現存。寛政6年11月4日死去。60歳。本姓は橘。名は茂喬。字(あざな)は君樹。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例