浅野一摩(読み)あさの かずま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅野一摩」の解説

浅野一摩 あさの-かずま

1852-1934 明治-大正時代の剣道家。
嘉永(かえい)5年4月8日生まれ。一伝流をつたえる父重賢の若死にで,同流の津田正之の道場に合流して印可をうける。明治12年福岡県警察官教習所教授となり,道場をひらく。27年広島での天覧試合に出場。大正7年範士。9年の日本剣道形制定に委員として尽力した。昭和9年10月30日死去。83歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android