浅酌低唱(読み)センシャクテイショウ

デジタル大辞泉 「浅酌低唱」の意味・読み・例文・類語

せんしゃく‐ていしょう〔‐テイシヤウ〕【浅酌低唱】

酒を味わいながら小声詩歌を口ずさんで楽しむこと。浅斟せんしん低唱。

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精選版 日本国語大辞典 「浅酌低唱」の意味・読み・例文・類語

せんしゃく‐ていしょう ‥テイシャウ【浅酌低唱】

〘名〙 ほどよく酒を飲み、小声で詩歌を吟じて楽しむこと。また、そのような小酒宴。低唱浅酌
※秋夜倦読誌(1892)〈陸羯南〉「画簾密なる中に浅酌低唱の興を貪るもの」

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四字熟語を知る辞典 「浅酌低唱」の解説

浅酌低唱

ほどよく酒を飲み、小声で詩歌を吟ずること。ほろ酔い気分で軽く歌を歌って楽しむこと。また、そのような小酒宴。

[使用例] どんなに賑やかな宴会であろう、とあるいはまた、どんなに色っぽい、いわゆる浅酌低唱の料理屋待合であろうと[岡田三郎*血|1927]

[解説] 「浅酌」は、軽く、あっさりと酒を飲むこと。

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