精選版 日本国語大辞典 「浅葱裏・浅黄裏」の意味・読み・例文・類語
あさぎ‐うら【浅葱裏・浅黄裏】
〘名〙
② (着物の裏地にあさぎ木綿を用いる者が多かったところから) 遊里で、江戸勤番に出てきた野暮で武骨な田舎侍の客をあざけって呼んだ語。
※雑俳・柳多留‐一二(1777)「浅ぎうら手をこまぬひて待て居る」
③ 野暮であること。不粋なさま。
※雑俳・藐姑柳(1785)七月朔日「琴を習ふは娘でも浅黄うら」
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