浅草田町二丁目(読み)あさくさたまちにちようめ

日本歴史地名大系 「浅草田町二丁目」の解説

浅草田町二丁目
あさくさたまちにちようめ

[現在地名]台東区浅草五丁目・千束せんぞく四丁目

浅草田町一丁目の北西に続く。北は日本にほん堤に面し、西は浅草寺領の田・畑地。かつてはどろ町とよばれたという(「守貞謾稿」など)。浅草田町一丁目と同様に寛文四年(一六六四)より町屋が形成され、延宝五年(一六七七)には家作拡張を願出、宝永元年(一七〇四)に正式に認可された。新地奉行懸りを経て同年町方支配となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android