浄清(読み)じょうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浄清」の解説

浄清 じょうしょう

1703-1765 江戸時代中期の僧。
元禄(げんろく)16年生まれ。浄土宗生家は江戸湯島の酒造家。両親の没後,家産を処分して享保(きょうほう)10年芝成覚寺の団誉のもとで出家麻布(あざぶ)に庵(いおり)をむすんで念仏三昧(ざんまい)の生活をおくった。明和2年9月13日死去。63歳。俗名は伊勢屋喜太郎。号は本蓮社願誉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の浄清の言及

【大西浄清】より

…羽落(はおち)は少なく,毛切(けきり)が多い。普通,鐶付(かんつき)には肌を入れないが,浄清は鐶付にも入念に肌を入れ,総体にきれいな釜作をした。茶の湯釜のほかに日光大猷院前銅灯台,品川東海寺の梵鐘なども手がけている。…

※「浄清」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android