洸洋(読み)コウヨウ

デジタル大辞泉 「洸洋」の意味・読み・例文・類語

こう‐よう〔クワウヤウ〕【×洸洋/×潢洋】

[ト・タル][文][形動タリ]水が深くて広いさま。また、学説議論などが深く広いさま。
「―たる蒼海有様」〈漱石草枕

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洸洋」の読み・字形・画数・意味

【洸洋】こうよう(くわうやう)

博大で、とりとめもないこと。〔史記、老荘申韓伝〕其の言、洸洋自恣(じし)、以て己に(かな)ふ。故に王大人よりして、之れをとすること能はず。

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