津久井町(読み)つくいまち

日本歴史地名大系 「津久井町」の解説

津久井町
つくいまち

面積:一二二・一八平方キロ

東は城山しろやま町、南は愛甲あいこう愛川あいかわ町・清川きよかわ村と足柄上あしがらかみ山北やまきた町、西は山梨県、北は藤野ふじの町・相模湖さがみこ町・東京都八王子市。西南部はひるヶ岳(一六七二・七メートル)を中心とする丹沢たんざわ山塊に占められ、その渓を中津なかつ川支流の早戸はやと川、相模川支流のくし川と道志どうし川支流のかんノ川が流れる。北は藤野町・相模湖町境を道志川が流れ、北端近くに津久井湖がある。

明治二二年(一八八九)の町村制施行により中野なかの村外四ヶ村組合(中野・太井・又野・三ヶ木・根小屋の五村)青山あおやま村外一ヶ村組合(青山・長竹の二村)が成立、青野原あおのはら村・鳥屋とや村・青根あおね村は単独の村として残った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報