津丸村(読み)つまるむら

日本歴史地名大系 「津丸村」の解説

津丸村
つまるむら

[現在地名]福間町津丸・小竹おだけ一―二丁目・桜川さくらがわ高平たかひら東福間ひがしふくま一―七丁目・若木台わかぎだい一―六丁目

西郷さいごう川中流域の右岸に位置し、南東久末ひさすえ村。村内を南流する桜川と西流する久末川が合流して西郷川に合流、同川流域に耕作地が展開する。「和名抄」所載の宗像郡「津九郷」は津丸郷の誤りとされている。永禄二年(一五五九)九月二日、宗像氏貞は吉田重致に「津丸村的庭半名」など(「宗像氏貞所領宛行坪付注文」吉田公一文書/宗像市史 史料編二)、同月一四日には占部尚持に「津丸片熊名」などを与えている(「宗像氏貞所領宛行坪付注文」新撰宗像記考証)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android