洟・涎(読み)よだり

精選版 日本国語大辞典 「洟・涎」の意味・読み・例文・類語

よ‐だり【洟・涎】

〘名〙
① 流れ垂れる鼻汁や涙。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「亦唾(つはき)を以て白和幣(しらにきて)と為(し)、洟(ヨタリ)を以て青和幣(あをにきて)と為(す)
※石山寺本瑜伽師地論平安初期点(850頃)二三「涎液(ヨタリ)纏ひいりて、転た咽喉に入る」

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