泰山元孚(初代)(読み)おおやま もとざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泰山元孚(初代)」の解説

泰山元孚(初代) おおやま-もとざね

1741-1830 江戸時代中期-後期の装剣金工。
寛保(かんぽう)元年生まれ。大山元教の子。常陸(ひたち)水戸の人。江戸にでて奈良派にまなび,帰郷して赤城軒派を隆盛にみちびく。奈良派,浜野派,横谷派の作風をとりいれた。姓を大山から泰山にあらためた。文政13年1月13日死去。90歳。通称は新右衛門,治兵衛。号は赤城軒,東陽斎元春,東愚など。名は「もとたか」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android