法栄寺（読み）ほうえいじ

日本歴史地名大系 「法栄寺」の解説

法栄寺
ほうえいじ

[現在地名]空知郡中富良野町字中富良野市街地

多屋山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。明治三一年（一八九八）明野獅含が中富良野西一線北二〇号に中富良野説教場を開設したことにはじまる。富良野盆地の仏教寺院の草分的な存在である。同三四年には東一線北一五号に移設され、同三七年五代目担当教師として多屋聞深が着任し、発展の基礎が築かれた。同四四年寺号公称を許可され、同年中富良野市街地の現在地に本堂・庫裏を造営した（中富良野町史）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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