泊浦村(読み)とまりうらむら

日本歴史地名大系 「泊浦村」の解説

泊浦村
とまりうらむら

[現在地名]大月町泊浦

大月半島の中央にそびえる大洞おおどう(四六五・一メートル)の北麓、半島西海岸にある漁村(浦)。「土佐州郡志」は「東西二町半南北半町許、有港、東西二町南北一町」と記す。

天正一七年(一五八九)の泊橘浦一切天地柏島地検帳によれば泊村の検地面積三町一反余、屋敷数三うち居屋敷一。江戸時代にも元禄地払帳は泊村と記す。総地高四九石余、うち本田高四八石余で貢物地一七石余と山内源蔵の知行三〇石余、新田高一石余で貢物地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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